2008年 10月 12日
仕事が仕事なだけに、この1週間は嵐のような資本市場の動きに翻弄された1週間だった。
1997年に山一が破たん、日本が失われた10年の真っ最中にいたころ、同じようなマーケット
の暴落があった。また、1987年のブラックマンデーの時も大きなインパクトがあった。1953年にもスターリン暴落という株価の急落があった。
2003年4月28日に日経平均がバブル後最安値7,607円を付けたが、11日の終値は前日比881円下がって8,276円とこのペースで行くと最安値更新がもうそこまで来ている状況だ。
日本の失われた10年の時は世界はどちらかと言うと冷ややかな目で見ていたが、米国経済は当時の日本とは比較にならないほどグローバル化しており、今日の米国発の金融パニックは瞬時に世界中に波及している。日本でも大和生命が破たんし、いよいよといった状況だ。大和生命の資産規模は生保44社中32位で、市場におけるインパクトは小さいが、市場における資金の出し手として相当なシェアを持っている業界なだけにwho's next?という質問に皆が疑心暗鬼にならざるを得ない。
不動産業の倒産規模も決して小さくは無いし、倒産企業の負債総額もバブル崩壊時に迫る8兆円超となっており、資金繰りに窮する企業がどんどん出てきているし、銀行ですら"質への逃避"どころでは無く"キャッシュへの逃避"を余儀なくされているような状況だ。
実体経済への波及というが、日本では株式によって消費が左右されることが、諸外国ほど顕著じゃないので自分たちの家計や生活に対してどのような影響が生ずるかについてそれ程関心を持たない人も多い。今回のパニックにおいてことの発端になった米国ですらその認識が欠如している人もまだまだ多いようだ。
世界の中央銀行が発行するマネーの金額は1京7,000兆円とどんどん膨れ上がっており、その動くスピードも早い。早急かつ規模の大きな対策が必要との人々の認識がこれまで以上に求められている。日銀の白川総裁が著した『現代の金融政策』には、簡単にまとめると①買取機構の創設と②資本注入とがその対策として挙げられており、まず基本に忠実にこの2つを早期に実施し、過去の経験から実効性を担保することを考えることが必要なのだろう。その時に日本の経験は大きくプラスになるはずだ。
1997年に山一が破たん、日本が失われた10年の真っ最中にいたころ、同じようなマーケット
の暴落があった。また、1987年のブラックマンデーの時も大きなインパクトがあった。1953年にもスターリン暴落という株価の急落があった。
2003年4月28日に日経平均がバブル後最安値7,607円を付けたが、11日の終値は前日比881円下がって8,276円とこのペースで行くと最安値更新がもうそこまで来ている状況だ。
日本の失われた10年の時は世界はどちらかと言うと冷ややかな目で見ていたが、米国経済は当時の日本とは比較にならないほどグローバル化しており、今日の米国発の金融パニックは瞬時に世界中に波及している。日本でも大和生命が破たんし、いよいよといった状況だ。大和生命の資産規模は生保44社中32位で、市場におけるインパクトは小さいが、市場における資金の出し手として相当なシェアを持っている業界なだけにwho's next?という質問に皆が疑心暗鬼にならざるを得ない。
不動産業の倒産規模も決して小さくは無いし、倒産企業の負債総額もバブル崩壊時に迫る8兆円超となっており、資金繰りに窮する企業がどんどん出てきているし、銀行ですら"質への逃避"どころでは無く"キャッシュへの逃避"を余儀なくされているような状況だ。
実体経済への波及というが、日本では株式によって消費が左右されることが、諸外国ほど顕著じゃないので自分たちの家計や生活に対してどのような影響が生ずるかについてそれ程関心を持たない人も多い。今回のパニックにおいてことの発端になった米国ですらその認識が欠如している人もまだまだ多いようだ。
世界の中央銀行が発行するマネーの金額は1京7,000兆円とどんどん膨れ上がっており、その動くスピードも早い。早急かつ規模の大きな対策が必要との人々の認識がこれまで以上に求められている。日銀の白川総裁が著した『現代の金融政策』には、簡単にまとめると①買取機構の創設と②資本注入とがその対策として挙げられており、まず基本に忠実にこの2つを早期に実施し、過去の経験から実効性を担保することを考えることが必要なのだろう。その時に日本の経験は大きくプラスになるはずだ。









